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2015年4月22日 和光純薬工業株式会社と株式会社特殊免疫研究所が業務提携
ゲノム編集技術を用いた遺伝子改変動物、改変ヒト iPS 細胞、各種細胞の受託作製を開始

和光純薬工業株式会社
株式会社特殊免疫研究所

-ゲノム編集技術を利用した病態モデルラットや疾患 iPS 細胞を通じて、
創薬研究、再生医療研究を支援する-

 和光純薬工業株式会社と株式会社特殊免疫研究所は、両者間において
プロモーション・販売に関する業務提携契約を締結しましたので、お知らせいたします。

1.販売提携の理由
 株式会社特殊免疫研究所(本社:東京都文京区、代表取締役社長:伊藤行夫、以下「特 殊免疫研究所」)は、米ブロードインスティテュート(マサチューセッツ州)が保有するゲノム編集技術の研究分野における特許、および iPS アカデミアジャパン株式会社(京都市)が保有するiPS細胞の樹立、および遺伝子改変細胞株の作出に関する特許を、それぞれ非独占的に実施するライセンスを獲得しました。
 和光純薬工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:小畠伸三、以下「和光 純薬工業」)は、特殊免疫研究所が保有することになった「ゲノム編集」、「ヒト iPS 細胞」技術を活用し、製薬企業の創薬プラットホームやアカデミアの先進的研究に必要な最新のツールを提供し、研究支援ビジネスを展開します。今回の合意は両社の長期的発展を視野に 入れた戦略的な合意であります。

2.業務提携の内容
 特殊免疫研究所の20年間以上の遺伝子組換・遺伝子改変動物に関する経験、実績に、 「ゲノム編集」、「ヒト iPS 細胞」という2大先進技術を統合することにより、新たな革新的創薬・研究支援ビジネスを展開します。これらの技術基盤により、マウス、ラットなどの実験動物のみならず、ヒト iPS 細胞に対しても、
 ①目的遺伝子をゲノムレベルで破壊(”ノックアウト”)すること、②マーカー遺伝子や変異遺伝子を目的遺伝子座に導入(”ノックイン”)することを、今まで以上に短期間、かつ効率的に行なうことが可能となります。その結果、病態モデルラット、疾患ヒト iPS 細胞、ヒト iPS 細胞の分化/未分化状態をマーカー遺伝子発現から高感度に検出できる細胞モデルなど、 従来なかった創薬・研究環境を構築して研究機関や製薬企業に提供するビジネスを実現させます。
 そのためには、顧客である研究機関や製薬企業への詳細な情報提供による販売プロモーションが必須であります。和光純薬工業の有する豊富な経験と技術、顧客との信頼関係に基づく幅広いネットワークを活用してサービス展開を開始することにより、早期の事業拡大に繋がるものと考え、業務提携に至りました。
 和光純薬工業は、特殊免疫研究所が提供する遺伝子改変動物、細胞株樹立サービス、 およびその関連サービスを国内の顧客に向けて独占的に受注販売・プロモーション活動を担当いたします。
 さらに、特殊免疫研究所は、「ゲノム編集」、「ヒト iPS 細胞」技術を融合して、がんや神経変性疾患、自己免疫疾患など、治療薬開発ニーズの高い疾患モデル動物やヒト細胞株作 製を通じた創薬研究支援、および将来的に実現するであろうヒト iPS 細胞を利用した「ヒト化肝細胞マウス」、「ヒト化免疫細胞マウス」など高精度な in vivo 評価方法の確立を視野に入 れて、創薬・研究支援ビジネスの拡大を推進して参ります。

【 お問い合わせ先 】
和光純薬工業株式会社 試薬お客様相談室
E-mail : labchem-tec@wako-chem.co.jp

株式会社特殊免疫研究所 遺伝子改変動物営業部
電話:03-3814-4081
E-mail : ystg@tokumen.co.jp

こちらに記載の情報は発表日時点の情報です。
ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。