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教育への取り組み「最先端科学技術をより多くの学生に体験してほしい」

和光純薬工業㈱は、「科学技術の振興と学術研究の進展に寄与し人々の豊かな暮らしに貢献する」ことを経営理念とし、試験研究用試薬の開発から販売までを行う試薬総合メーカーです。1922年の設立以降、日々新たな試薬開発に取り組み、信頼性の高い試薬を安定提供することで最先端科学の基盤を支えています。また、「次の科学のチカラでありたい」をスローガンに掲げ、将来の研究者を育成する視点から、教育用実験キットの開発にも取り組んでいます。弊社の技術が、将来の科学者の創造へとつながることを願っております。

今年の夏、2つの新たな教育キットを発売しました。

●光合成色素分離カラムクロマトグラフィー実験キット
●メダカ透明骨格標本作製キット


■プレスリリース
2015年7月7日 ~次の科学のチカラでありたい~
教育用実験キット「光合成色素分離カラムクロマトグラフィー実験キット」発売

和光純薬工業株式会社


新しく発売された「光合成色素分離カラムクロマトグラフィー実験キット」は、付属の備品や色素サンプルにより、高校の「生物」の授業でとりあげられている光合成色素の分離実験が短時間かつ手軽に実現できるように開発された学習教材です。

これまでのろ紙やアルミプレート(薄層)を使用した「薄層クロマトグラフィー」と呼ばれる分離実験(数滴の色素がろ紙の上で分離する様子を観察する手法)から発想を転換し、シリカゲルを充填したガラス管などの管状容器(カラム)を使用することで色素別に液体で分取することを可能とし、実験における応用の幅を広げています。

たとえば、分取した色素を、キットの空き箱と不要なCD‐ROMから作った「簡易分光器」にセットし、それぞれの色素が吸収する光の色を観察するなど、応用の仕方でさらに発展的な実験につなげることができます。

ほかにも、分析装置を自ら作成することで装置や手法の原理を学習でき、また、試薬を個別に揃える手間を省くことで指導者側の負担軽減に寄与するなど、考えられる様々な配慮を施しています。



2015年7月10日 教育用実験キット「透明骨格標本作製キット」発売

和光純薬工業株式会社


カラムクロマト実験キットに続き、7月10日に透明骨格標本作製キットを発売しました。

新たに発売となった「透明骨格標本作製キット」は、金沢医科大学医学部八田稔久教授により開発された、短期間で簡便に組織を透明化する新しい技術を利用したメダカの透明骨格標本作製キットです。

これまでは透明骨格標本作製には数週間~数ヶ月の長い時間が必要でしたが、本キットは、特殊な装置を使用せず、3日間でヒメダカの透明骨格標本を作製することができます。

キットはヒメダカ4匹分の標本作製に必要な試薬がセット化されており、本来は生物学における分類学や解剖学、発生学の研究に活用される技術を、教育現場で活用できるよう工夫し簡便化しました。

高校生物の「進化」「発生」「環境」の分野の学習に有用で、学校での学生実験のほか、科学イベントなどでの活用も期待しています。11月には科学技術振興機構(JST)主催の科学イベント「サイエンスアゴラ2015」へも出展を予定しています。

透明骨格標本を、作製課程から一人でも多くの学生に体感していただき、弊社の技術が科学に興味を持つきっかけになればと願っております。

【お問い合わせ先】
和光純薬工業株式会社 学術課 06-6203-1788
E-mail:labchem-tec@wako-chem.co.jp

こちらに記載の情報は発表日時点の情報です。
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