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2016年6月27日 原薬等登録原簿(MF)登録「bFGF溶液, MF」を発売

和光純薬工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:小畠伸三、以下:和光純薬工業)は、科研製薬株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:大沼哲夫、以下:科研製薬)が製造販売する褥瘡・皮膚潰瘍治療剤「フィブラスト®スプレー※1」の有効成分である組換え型ヒトbFGFを再生医療研究用試薬として販売することになりましたのでお知らせいたします。

bFGFは、生体内に存在し、細胞の増殖や分化の調節を行っているサイトカインと呼ばれるタンパク質の1種です。ヒトES/iPS細胞の培養では、未分化性を維持させながら細胞を増殖させる必要があります。bFGFはこのために必須とされ、培地に添加して使用されます。またヒトES/iPS細胞を分化誘導するためにも必要とされており、再生医療研究で広く使用されています。

科研製薬は、遺伝子組換え技術により製造したヒトbFGF を用いた医療用医薬品として、2001年6月より褥瘡・皮膚潰瘍治療剤「フィブラスト®スプレー」を発売しています。和光純薬工業は、科研製薬よりヒトbFGFの供給を受け、試薬分野において日本国内で2016年6月より販売を開始します。また、同製品は原薬等登録原簿(以下、MF)にその他(培地添加物)区分として2016年5月26日登録されました。
  和光純薬は、2015年11月にヒトES/iPS細胞の培養、凍結保存に必須となるY-27632※2をMFに登録、販売しており、今回、MF登録されたbFGF溶液を発売することにより、再生医療研究の発展に更なる貢献をしてまいります。

【製品概要】

コードNo 品名 規格 容量
062-06661 bFGF溶液, MF 細胞培養用 50μL  
068-06663 50μL×4  

【原薬等登録原簿】
    登録区分:その他
    原薬等の名称:培地/培地添加物・bFGF Soution, MF

※詳しい製品説明についてはこちら
  http://www.wako-chem.co.jp/siyaku/product/life/bfgf_mf/index.htm

※原薬等登録原簿(MF)への登録は、厚生労働省(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)による、品質および安全性に関する確認または評価が行われたことを意味するものではありません。

【お問い合せ先】
   和光純薬工業株式会社
   開発第一本部 培養試薬開発部
   上村 光宏
   E-mail:uemura.mitsuhiro@wako-chem.co.jp


1.フィブラスト®スプレー
  科研製薬が製造販売する、遺伝子組み換え技術によって製造されたヒトbFGFを有効成分とする世界初の
  ヒトbFGF製剤。
  2001年6月に褥瘡・皮膚潰瘍治療剤として発売されました。一般名:トラフェルミン(遺伝子組換え)。

2.Y-27632
  Y-27632は、ROCKシグナル伝達系に作用する選択的かつ強力なROCK阻害剤です。
  ヒトES/iPS細胞のシングル細胞での生存率の改善、凍結保存後の生存率の改善、クローニング効率の改善等の
  報告がされ、再生医療研究において広く市場に浸透しています。

以上

こちらに記載の情報は発表日時点の情報です。
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